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デジカメ講座: フィギア撮影で覚えておきたい三つのポイント

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先日新しくデジカメ 「Canon Powershot A640」 を買ったのですが、
マニュアルで色々と設定できるので、それなりに幅のある表現ができたりもします。

そんなわけで、せっかくなのでその撮影方法についてまとめてみようかと。
今回はフィギアのような小物を撮影するための簡単な講座なんかを書いてみます。

自分の技術もまだまだなので、あくまで簡単にまとめるだけですが
撮影の参考にしてもらえればと思います。

ちなみに、サンプル画像がいくつか出てきますが、
今回はフェイトより戦闘服verの桜さんに被写体になってもらいました。

[ピント位置について]

まずはたぶん一番重要かと思われるピント位置について。

フィギアのような小物を撮影する場合、けっこう被写体に近づいて撮ることが多いと思います。
そうすると、どうしてもピントの合わせ方がシビアになってきてしまうものです。

ピントを合わせた位置によって写真の見え方は大きく変わるので
自分の合わせたい位置に確実に合わせられる技術は持っておきたいところです。

基本的にフィギア撮影の場合はAF枠は中央固定にします。
9点オートフォーカスとか11点オートフォーカスとか、色々便利なものもあると思いますが
やっぱり自分で任意の場所にピントを合わせた方が確実ですから。

まずはとりあえずモニターないしファインダーを見ながら構図を決めます。
構図を決めたら、どこにピントを合わせるかも決めておきます。

構図とピント位置が決まったら、ピントの合わせたい位置が中央になるようにカメラを移動。

ピントを合わせたい位置を中央に持ってきたら、まずはシャッターを半押し。
するとAF枠のある中央にピントが合うと思います。

普通はここでそのままシャッターを押し込みますが、
そこはぐっと我慢して先ほどの構図通りになるように改めてカメラを移動させます。
そこで初めてシャッターを押し込みます。

こんな撮影方法でピント位置を任意に決めた撮影ができるわけです。

ちなみに、一部の機種ではAF枠を手動で移動させられると思うので
わざわざカメラ本体を移動させる必要もなかったりします。
自分の持っているA640もAF枠を手動で移動できるので便利だったりしますね。

あとはけっこう強引な技ですが、高画素のデジカメであれば
AF枠を中央に納めたまま構図面が覆われる程度に大きめに撮影しておいて
後からトリミングしてしまうという手もあるかと思いますが…。

photo202photo203

» 左は桜の顔にピントを合わせた写真、右は桜の腕にピントを合わせた写真です。
基本的に顔にピントを合わせることが多いと思いますが、場合によっては別の場所にも。
確実に任意の場所にピントを合わせられる技術は持っていたいところです。

[絞りについて]

さて、次はピントの合う範囲に影響する絞りについて。

もっとも、絞りを手動で設定できる機種となるとけっこう少ないのかも…。
一眼レフやハイエンド機種ならともかく、コンパクトサイズのものだと難しい…?
持っている機種が絞りを手動で設定できるかどうかは説明書なりで確認してください。

とりあえず自分の持っているA640ではこうした設定もできるのでいい感じですね。
というか、その設定ができることが購入決定要因のひとつだったりします。

この絞り、被写界深度というものに影響します。
被写界深度というのは、要するにどれだけの範囲でピントを合わせることができるか、
ピントの合う位置からどれだけの範囲でくっきりしたディティールを得られるかということ。

絞りをしぼると広い範囲でピントが合ったような写真が得られ、
逆に絞りを解放すると狭い範囲でピントが合ったような写真が得られます。

ただ、この絞りは言葉のごとく光の入るレンズの面積に影響するので
同じ光量を得るためには、絞りをしぼった撮影にはシャッタースピードを遅くする必要があり、
逆に絞りを開放した撮影ではシャッタースピードを短くすることができます。

この辺は手ぶれなんかに関係してくるので
絞りをしぼる場合は三脚がないと大変だと思います。
や、開放するにしても三脚があるにこしたことはないんですけどね。

絞りに関してはしぼるのと開放するのとどちらがいいかは場合によりますが
自分の場合はフィギアのディティールを鮮明に表現したいので
ピントの合う範囲を広くするために、絞りをしぼって撮影することが多いですね。
逆に絞りを開放してピントの合う範囲をせまくすることで、
臨場感のある写真を撮ったりすることもできます。

photo202photo204

» 左が絞りを開放した写真、右が絞りをしぼった写真です。
どちらも桜の顔にピントを合わせた写真ですが
腕の部分や後ろ髪を見比べると、右の方がよりくっきりした写真になっています。
逆に左の写真ではあえて腕をぼかすことで、より臨場感のある写真になっています。

[パースについて]

パースとはパースペクティブ、つまり遠近感のことです。
このパース、遠近感は被写体とカメラとの距離によって決まります。

フィギアのような小物の場合、被写体に近づいて撮ることが多くなりますが
被写体とカメラとの距離が短いと、遠近感が極端に誇張され
近いものはより大きく、遠いものはより小さく表現されることになります。

この誇張された遠近感は、よく言えば臨場感ある写真と言えますが
悪く言ってしまうとゆがみの生じた写真とも言えてしまいます。

なるべく見たままを正確に表現したい場合は、パースを適度に抑える必要があります。
そのためにはなるべく被写体とカメラとの距離を離せばいいわけです。

そこで活躍するのがいわゆる望遠モード。
光学ズームとも言われていますが、同じ部分を撮影するにしても
カメラを近づけるよりも、遠くから望遠モードで撮影した方がパースが抑えられます。

もちろんその分手ぶれも起こりやすくなってしまうのでやはり三脚があるといいわけですが。
絞りをしぼって望遠側で撮影する何て場合は、三脚がないとたぶん無理です…。

photo204photo205

» 左が近づいて撮った写真、右が遠くから望遠で撮った写真です。
桜の腕の部分なんかに注目すると、右の方がより自然な遠近感になっています。
ただその分どうしても左と比べて臨場感に欠けるものもあります。
やはりパースについても場合によって使い分けるといいかと思います。

とまあ、簡単にまとめさせてもらいましたが、果たして役に立ってくれるかどうか。
まだまだ自分も技術を向上させていきたいところ、色々と勉強していこうと思います。

2007-03-10 (Sat) | COMMENT (0)

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