プリミティブリンク ティエラ: 金髪ツインテお嬢様
今回は 「プリミティブリンク」 3週目、ティエラ=モレーニルートをクリアしました。
ところで、フルネームの語感があまり良くない気がするのは自分だけ?
まあ作品中ではティエラとだけ呼ばれているのであまり気になりませんが…。
さて、そのティエラですが他のヒロインのルートにはあまり関わってきませんよね。
まあ共通ルートを見る限りフツーのツンデレかなぁと思っていました。
そんなわけでびみょうに陰の薄いような気がしないでもありませんでしたが
ティエラルートに進んでみるとこれが個人的には大当たりw
まあ確かに出会いからして典型的なツンデレヒロインなわけですが
その実すごく素直はヒロインでむしろそうした面の方がより強く出ていたかと。
要するにツンデレとは言えツンよりもデレに傾斜しているというかw
もっとも、ワケありで時々性格がころっと変わったりするのはどうかと思いますが…。
シナリオとしてはリコルートと似ている部分が多くあったと思います。
というか、基本的な部分ではまったく同じな気もするわけですが…w
何かにせき立てられるかのような見ていて痛々しい努力の様子や
主人公の心情やそれを取り巻くネガティブさといった構成はほぼ同じ?
まあそんな風にどうにもリコルートと似ているなぁと思いつつ
ティエラルートを進めていたわけですが、これが思わぬところで違いが出てくることに…。
今回のルートはリコルート以上に中途半端に終わっているような気がします。
リコルートについては強引さは残るものの一応ちゃんと問題の解決していた一方で
ティエラルートはそもそも問題は何も解決せずにエンディングを迎えてしまいます。
というか、エンディングで主題がすり替わってしまっていたような気が…。
一応それらしいエンディングにはなっていますが、
よく考えると本質的な問題は何も解決されずにうやむやに終わってしまっているわけです。
あそこまで引っ張っておいてそれはないだろう、と感じてしまいますよ…w
ただ個人的にはティエラというヒロイン像そのものはけっこう好きだったりします。
まあそんな風にティエラ本人の擁護に回ってみると
シナリオ展開はティエラのよさをつぶすような部分が多々あったような気が…。
設定に関わるとはいえ、わざわざ性格に変化を加える必要はあったのかなぁ、などなど。
しかもその設定ゆえにわざわざティエラの犠牲を払ったにもかかわらず
その点についてはそもそもまったく解決していないというのはどうなんでしょう…。
まあ、そんなわけでシナリオとしてはイマイチだった感がいがめませんが、
ティエラがなかなか可愛らしかったのでいいかなとも思いますw
今回は典型的な 「ヒロイン○ シナリオ×」 だったような気がします。
というか、確かに進めるにつれてシナリオのまずさが目につき始めたのは事実。
完全なキャラゲーと割り切ってしまえばあまり気にならないのでしょうか
それにしてはちと設定を深くしすぎているかなぁと思います。
ただ、改めて書いておきますが、ティエラ本人はけっこう好きだったりしますw
2007-02-10 (Sat) | COMMENT (0)