D.C.II~ダ・カーポⅡ~ 小悪魔から天使へと
キャラゲーとして疑いの余地のなくなりつつある「D.C.II~ダ・カーポⅡ~」ですが、
雪月花の雪、クールな毒舌家「雪村杏」ルートをクリアしました。
序盤は小悪魔的な杏ですが、シナリオを進めていくつにつれて可愛らしさが目立ってきて
それこそ天使のように?見えてきてしまうから不思議。
主人公のクラスの三萌え娘?雪月花の一人である雪村杏。
良くも悪くも主人公の悪友?でびみょうに人を小馬鹿にしたような笑みで
小恋や主人公をからかって楽しんでいます。
…と書くと、とんでもないヒロインに見えなくもないですが(苦笑
基本的にはとても友だち想いのいい奴です。
何というか、まさにクールビューティーといった感じ。
声もわりと小さめで、いつも隣にいる花咲茜の明るく大きな声とはまるで正反対(笑。
そんな杏も、つきあい始めてからは、手をつないだり、肩に頭を乗せてきたり。
普段あまりしゃべらない分、杏の仕草がすごくかわいらしく映るわけです。
どうでもいいけど、杏の一言「病弱萌え?」には、あーそうかも?とか思えたり(笑。
ちなみに、今回はめずらしく?シナリオの部分もなかなかよかったと思います。
主人公と一緒にいる中で、友だちや家族を意識していく様子は
表情の少ない杏だからこその内面の変化を感じられるようないいシナリオ。
それから、杏が主人公との想い出を失っていく中で、
何気ない杏との日常がとても大切なものなのだと気づかせてくれたり
何より案ず自身の主人公を忘れたくないという健気な想いがすごく愛しかったり。
全体的に、杏の「らしさ」をシナリオが効果的に演出できていたなと思います。
それから、杏シナリオというわけでないけれど、とても楽しかったのがスキー旅行。
初音島から離れてみんなで雪山へとスキー旅行に行くわけですが、
そこでの数々の出来事がとても楽しかったりします。
杏に限らず、小恋にとってもななかにとっても、なかなかの見所かも。
王様ゲームとかえらく盛り上がっていてなかなか笑えます(笑。
や、でも一番目立っていたのは茜ですけど。
茜の肩もみイベントなんかは一見の価値あり、えらく色っぽいです(笑。
杏シナリオとしては見所は別にあるような気もしますけど、
杏に限らずみんなが活き活きしていて日常の本当に楽しい場面を存分に楽しめますよ。
今回はシナリオに関してもなかなかに楽しめたと思います。
ただ、それもヒロインのよさがあってのシナリオでもあるわけで
D.C.II全体のヒロインのクオリティを高さを改めて意識した、とも言えるかも。
2006-06-15 (Thu) | COMMENT (0)