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D.C.II~ダ・カーポⅡ~ 活き活きとしたあまのじゃく

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D.C.II~ダ・カーポⅡ~

プレイ中ににわかにWe Are*先行体験の機会を得たりしてレビューしていたために
前回の朝倉由夢レビューからずいぶん時間が経ってしまいましたがようやく再開です。

今回は「D.C.II~ダ・カーポⅡ~」天枷美夏ルートをクリアしました。

思いっきりあまのじゃくな美夏ですが、何だかんだで根は素直だったり。
素直じゃなく振る舞うのは、ある意味朝倉由夢と似たような感じなんでしょうか。

そんなわけで、美夏もツンデレと言えばツンデレになるでしょうね。
ただし、由夢とは違うパターンでのツンデレになりますね。美夏の場合は
「もともと主人公を嫌っていて、何かにつけて突っかかってくるけれど、結ばれた後は…」
といったような感じ。というか、ツンデレの定義って非常にあいまいです。
どんなヒロインでもツンデレと解釈できるような気がしないでもなかったり(笑。

そんな美夏ですが、ヒロインの中では一番活き活きとしているような気がします。
活発で明るいし、思ったことは堂々と言える、まさに天真爛漫といった感じ。

美夏は前作のヒロイン美春の後継者なのか、ロボットという設定です。
ですがそうしたロボットとかそういったことを忘れさせるくらいに人間らしいです。

ロボットらしいところといえば、活動にバナナが不可欠なところくらいですかね。
それにまつわり、美夏自身は公言しているように、バナナと人間が嫌いなようなのですが、
バナナが活動に必要不可欠だったり、人間たちの通う学園に自分も通わされたりと
何だかものすごく不憫に思えてきます(苦笑。

まあ、そんな人間嫌いを公言していた美夏ですが、
学園での日常を送る中で主人公を中心としたメンバーとふれ合いながら、
学園生活を楽しめるようになっていく過程なんかがよく描かれています。

とは言いつつも、シナリオ後半ではその楽しさがきしみ始め、
美夏がロボットであるが故の差別とかそういったシナリオになっていくわけですが。
それでもそんな状況の中でも物事をポジティブにとらえていこうとしたり
主人公との日常を変わらずに過ごそうとするあたりが、
美夏自身がどこかとても強く健気に思えて、そこに惹かれるような面もありましたね。

そんなわけで、美夏はシナリオを進めることで惹かれていったヒロインの一人。
や、D.C.IIを始めた当初はびみょうかなとも思っていたんですけどね(苦笑。
実際にシナリオを進めてみると意外にいいなと思えてきたりもするわけです。

美夏シナリオ全体として、今までで一番よかったシナリオだと思います。
D.C.IIは先入観としてどこかキャラゲーな雰囲気もあったのですが、
意外とシナリオの方もしっかりしている部分はありますね。
でも、結局は前作と似たようなシナリオになってしまったりして濁ってしまうわけですが。
そうするとクオリティの高いヒロインに自然と目が行ってしまいます(苦笑。

ちなみに、エンディングのテーマ曲がなんかすごく感動的でした。
や、曲自身はよく知られたものを引用しているのですが、それが逆に新鮮だったり。
感動を誘うような演出に見事にのまれてしまったようですね(苦笑。

2006-07-03 (Mon) | COMMENT (0)

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