Skyer

Skyer

龍刻 天咲 天真爛漫を絵に描いてみる

LINE

龍刻 RYU-KOKU

だいぶ色々な面が見えてきた 『龍刻 RYU-KOKU』 ですが
まさに天真爛漫を絵に描いたようなヒロイン、天咲ルートをクリアしました。

天咲ルートは幼い子供なり妹なりの面倒を見ているような感じで
何というかどこか微笑ましいシナリオでしたね。
恋愛と言うよりはどちらかというと親心的な面が強いような気がします。

動物になつかれたり同様を口ずさみながら遊んでいたりする姿は
見ていて何か心が温まるような気がします。
主人公がお父さん、美流がお母さんとしてピクニックに行く様子なんかは
平和的で楽しげでで、とてもいい感じだったと思います。

そして、事前に注目?されていた例のお風呂上がりのシーンもちゃんとありました(笑。
天咲が素っ裸で体当たりをかましてきたりもしますが、
お色気というかむしろ健康的なにぎやかさの方が立っていましたよ。
そのお風呂上がりのシーンはイベントCGもありましたが、
天咲に目が行くよりは奥のバスタオルな美流に目が行ってしまいます(笑。

そして、シナリオに関してですが、
全体的におもしろくさせている要因の一つとして覇流の存在があると思います。
ムスーっとしたぶっきらぼうなキャラに見えて実は照れ屋だったり優しかったりと
意外といいキャラ。サブキャラとしてシナリオをおもしろくしてくれています(笑。
天咲ルートでは特にそれが顕著に現れていて、
こうした周りの影響と天咲本人の天真爛漫さもあり、にぎやかなシナリオになっていました。

そして「オチバミ」なんていう懐かしいネタもあったりしました。
初期の頃からのKIDユーザーであれば、メモオフ1stのみなもちゃんを思い出すはず。
自分もああ懐かしいなと思いましたよ(笑。
シナリオ中では結局オチバミはできませんでしたが、どうせならオチバミしたかったなぁ、と。

さて、そうした雰囲気的な面はすごくよかったと思うのですが
いかんせんシナリオの流れの部分がイマイチだったような気がします。
天咲自身の心境の変化などといったようなところが全然描かれていなかったわけで。
そしてクライマックスでどうしてこうした流れになったのかというところもどこか曖昧。
天咲の心境なんかを中心に、もう少し丁寧にゆっくりと描いてほしかったですね。

まあ、その分雰囲気はすごくよかったので悪くはなかったのですが、多少の心残りが。

天咲ルートはシナリオというよりは雰囲気がすごくよかったルート。
だからこそもっと丁寧に描かれていればすごくいいシナリオになったと思います。

2006-11-04 (Sat) | COMMENT (0)

COMMENT

LINE




 

Skyer

CONTENT

  • TOP PAGE
  • ABOUT
  • REVIEW
  • LOG

WEB CLAP

WEB拍手お待ちしています

SEARCH

COUNTER

TOTAL CT ( T TC / Y YC )

Skyer