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メモリーズオフ #5 アンコール 一条秋名ルートレビュー

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メモリーズオフ #5 アンコール
今回は今作アンコールから参加となった新ヒロイン一条秋名ルートのレビュー。

ちなみにこの秋名ルート、麻尋かあすかをクリアしないと開放されない様子。
終わった後だから言えますが、別に封じるほど重要かというとそうでもなかったり…。

そんな秋名ですが、ヒロインとしてはなかなかいい感じでしたね。
特に第一印象としての初登場シーンなんかもすごく穏やかだったと思います。

まあシナリオ全体を通してみると色々と思うところもありますが
そのあたりも含めて秋名ルートレビューを書いていこうと思います。

クールながらも親しみやすい女の子

秋名はカメラが趣味ということでいつもカメラを持ち歩いていて
カメラの話になると饒舌になったりするなどなかなか可愛らしい一面も。

個人的には自分自身がカメラ好きなので何となく親近感みたいなものも感じたり。
もっとも、レンジファインダーを使いこなす秋名のレベルには足元にも及びませんが…。
(レンジファインダーとは要するに高度な知識技量が要求されるカメラ、とw)
何となくアンティークなカメラというものにあこがれたりもw

ちなみに、声優さんは茅原実里ということで有名どころでは長門有希など。
声優が発表されたときはヒロイン自身の落ち着いた様子などもあって
有希とかぶるんじゃないかなぁと心配したりもしましたが、その点にはついては杞憂に終わり。
むしろ有希以上に丁寧で優しいので、親しみが持てて好感を抱いたりも。

秋名がいると、すごくゆったりとした時間が流れるようでけっこう癒されたりしますね。
本人はすごく落ち着いているわけですが(そう振る舞っているわけですが)、
ただクールというわけでもなく近寄りがたいどころかむしろ親しみやすい雰囲気ですね。

メモオフらしいというかクセのあるシナリオ

さて、そんな穏やかな雰囲気の秋名ですが
シナリオを進めてみるとかなりクセのあるヒロインだったりします。
何かしらあるだろうなとは思っていましたが、想像以上にダークな一面も持っているわけで。

こうしたクセのあるヒロインを設定されると、
想い出にかわる君の恐怖再来かなどと思ってしまったりもしますが
その点については今回はシナリオとしてわりときれいにまとまっていたと思います。

むしろそれだけ秋名の別の一面が異質のものとして違和感も感じますが
シナリオのラストにはそれらを昇華する形できれいにまとまっていましたね。
そんなクライマックスはなかなか感動的で個人的にはすごくよかったと思います。

それから、麻尋ルートのときにはエピローグがなかった方がよかったかもと思いましたが
秋名ルートでは逆にエピローグがすごく印象的だったと思います。
シナリオ全体として恋愛要素をほとんど語らず、
エピローグでのみその片鱗を覗かせると行った流れは何となく感動的でしたね。

シナリオ全体としては、アフターストーリー内ということもあり麻尋ルート同様短いです。
新ヒロインなのだからもっと丁寧にとも思ったりもしましたが
短いながらもきれいにまとまったシナリオとしてよくできていたと思います。

すがすがしくてかなしくて

そして、秋名ルートでもうひとつ注目したのが麻尋との関係を清算するシーン。
そのシーンのサブタイトルが 「すがすがしくてかなしくて」 だったのですがまさにその通り。

夕焼けの中で恋人にはなれないけれど、これからも仲間として、そんな気持ちを込めて
仲間としての握手を交わすシーンはすごく感動的だったと思います。

麻尋との別れのシーンということで、
麻尋ルートのすぐ後のプレイだっただけにかなりこたえるものもありましたが
すがすがしさも感じられるほどきれいにまとまっていたと思います。

メモリーズオフだからこそというわけではありませんが
こうした別れのシーンも大事に扱うシナリオはすごくよかったと思います。

色々な意味を込めて、麻尋には心からありがとうと言いたくなりますね。

エントリー後記

メモリーズオフ #5 アンコール

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» [ PS2ソフト メモリーズオフ #5 アンコール ]

2007-07-30 (Mon) | COMMENT (0)

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