ガンスリンガーガール 儚くも尊い小さな幸せ
さて今回は 「GUNSLINGER GIRL 9巻」 について。
毎回スローペースで刊行されるのでいつも待ち遠しいところです。
そして今回はアンジェリカにとってとても重要な局面でした。
ぜひとも感想を書いていきたいところですが
さすがにこれはネタバレなしには語れないかと思います。
というわけで今回は完全にネタバレしつつ書いていくので
まだ読んでいない人は注意してください。
このエントリーはアンジェリカのために…
さてガンスリも9巻になって、とうとうアンジェが息を引き取ることとなってしまいました。
じわりじわりと感じる悲しさももちろんありますが
それ以上にアンジェには 「ありがとう」 と言ってあげたいと思います。
ガンスリを読み始めてもう4年以上経つかと思いますが
初期のメンバーでもあるアンジェにもそれなりの思い入れがあったので
今回の死は本当に心打たれるものでした。
ただ、儚くも静かで安らかな最期だったという点については
悲しいながらも救いがあったのではないかと思います。
そして義体という道具扱いを受けながらも泣いてくれる人たちがいたというのは
アンジェにとって生きる意味があったと言えるのではないかと思いました。
義体とされ利用されながらもマルコーやプリッシラなど
ずっと側にいてくれる人たちがいてアンジェの心の支えにもなり得ていたのではないかと。
「少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ」
その小さな幸せを信じて心からアンジェのためを想ってあげたいところです。
4年以上見守り続けてきた少女の死。
せめてこのエントリーだけはアンジェのために捧げようと思います。
Dear Angelica R.I.P. 親愛なるアンジェリカ、安らかに眠れ
2007-11-28 (Wed) | COMMENT (0)
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