FORTUNE ARTERIAL Vol.05 悠木陽菜
さて今回は 「FORTUNE ARTERIAL」 より悠木陽菜ルートについて。
悠木陽菜のヒロイン像
陽菜はとにかく優しくて世話好きさんといった印象ですね。
世話焼きといってもそれは単に押しつけるものではなく
本当に相手のことを考えてくれているので心地よかったりするわけで。
暖かいというかぬくもりがあるというか、すごく穏やかな気分にさせてくれます。
ところで、陽菜についてはイメージ作りに苦労したと感じさせる部分も。
味噌ラーメンが好きだったり焼きそばやたこ焼きを作ったりと
わりと庶民的でそういった部分で親しみを感じさせてたり、
その一方でアロマオイルや入浴剤好きなど女の子な一面も。
そういった色々なイメージがあってやや不思議な感覚もありますが、
それぞれの一面を全部含めてそれが陽菜だと言われれば何か納得してしまいそうｗ
そして陽菜シナリオでもやっぱり水着シーンがあったわけですが
水着のイベントCGについて言えば陽菜が一番よかったかも。
全体的にイベントCGの枚数が少ないと感じる部分はありましたが
こういう重要な？場面では欠かしていないあたりは粋な感じですよねｗ
さらに水着以上にインパクトがあったのが美化委員の清掃服もといメイド服。
これがまた陽菜にとてもよく似合っているような気がします。
今回ばかりは会長の突飛な計らいも絶賛したいと思いますねｗ
そんな陽菜のメイド服はスタンダードな紺色ではなく
フォアテリカラーにもなっている赤色（ワインレッド？）だったわけですが
そうした一風変わったメイド服も雰囲気になじんでいてよかったと思います。
笑顔のあふれる美しき姉妹愛
さて、陽菜シナリオについてですがこちらもなかなかよかったと思います。
やっぱり悠木姉妹はホントに温もりがあって暖かいなぁと感じさせてくれますね。
歓送会などを含めて陽菜シナリオというよりは悠木姉妹シナリオといった感じ。
ただ陽菜と結ばれるだけでなく、そこにお姉ちゃんもいるという実感が。
三人そろって初めて暖かい温もりが生まれるんだなぁと感じたりもしましたね。
陽菜と一緒にかなでを祝おうという構図がよかったのだと思います。
やっぱり二人で何かひとつの目的に向かって進むというのはいいですよね。
ただ、ややもどかしさが多すぎたかなと感じる部分もあったり。
幸せになってはいけないと自戒する陽菜の心情がやや重すぎたような気がします。
そうした自戒によって陽菜との距離を感じてしまう時間が長すぎたような。
そんなすれ違いの時間の長さがやや不安を誘ってしまったのだと思います。
でもまあその分かなでと本当の意味で仲直りして
三人笑顔のラストのイベントCGなどはホントによかったなぁと思えるわけで。
とっておきの紅茶を持ち出す粋な計らいも特別なんだと実感できてよかったかと。
ところで、陽菜シナリオもかなでシナリオも山場として告白シーンがあったと思います。
この告白シーンはどちらのシナリオでもホント丁寧に描かれていましたね。
そうした告白してつきあうようになる過程は特によかったと思います。
何というか 「告白」 を特別はものとして大切にしていたような気がします。
ただ何となく結ばれるだけではない丁寧さは何というか好感が持てますよね。
個人的にはそうした感情の機微こそ丁寧に描くべき部分だと思ったりするわけで。
こうした部分こそ疎かにしてはいけないのではないかあと思います。
そういった部分を大切にするオーガストだからこそ人気なのではないかと。
ただHシーンに持って行くためだけの告白とはひと味もふた味も違うと思います。
そういった告白シーンも大切にするからこそ陽菜がより可愛らしく見えてくるわけで。
陽菜シナリオでもかなでシナリオでもどちらも影ながら応援してくれる姉妹がいて
告白シーンへと結びつくので何となく対比するような見方にもなるわけですが
お互いを大切に想う悠木姉妹だからこそといった部分も感じるような気がします。
何はともあれ陽菜シナリオはまさに悠木姉妹トゥルーエンドといった感じ。
やっぱり陽菜とかなでには笑顔でいてほしいとい強く感じさせるようなシナリオでした。
更新後記
まとめページにてほかのレビューも公開しています。
» [ FORTUNE ARTERIAL まとめページ ]
2008-02-23 (Sat) | COMMENT (0)
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