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現実世界と仮想世界の橋渡し

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朝の某テレビ番組で声優のアイドル化について特集をやっていて
スフィアに始まり野川さくらとかテレビでばんばん出ていました。

出がけの忙しい時にもかかわらずしっかり見てしまいましたよ。
朝からよくやるなぁ…朝のリズムが思わず崩されます。

よくある作為的な編集もなくわりとフツー、そんなに悪意も感じませんでした。
それにしてもアフレコ風景を映してたストライクウィッチーズをパンツ隠してよく紹介したもんだw

まあどんな感じだったとかその辺は別のところでも盛り上がっていそうなので割愛。

せっかくの機会なのでここでは何となく声優論みたいなものを書いてみようかと。

 

声優論? ~キャラクター化するアイドル声優~

声優のアイドル化は別に今に始まったことではないとは思いますが
ここ最近はその流れが特に活発になっているようにも感じます。

アニメやゲームに限らず、歌やラジオなど
マルチメディアで活躍できる場が多くなっているんでしょうね。
CDの売り上げやラジオの聴取率にも貢献していそうです。

最近だとJ-POPのCD売り上げ低迷の影響もあってか
オリコンにアニメソングや声優ソングがランクインすることも多いですよね。
放課後ティータイムの1、2位ランクインはすごかったなぁ。まあ今は声優の話ですがw

以前は夢が壊れるからとあまり露出することをよしとしない雰囲気もあったように思いますが
今は身だしなみにも気を遣っているのかアイドルとしてやっていけるくらいのルックスを持って
マルチメディアに露出してくる声優さんも一握りとはいえ増えてきましたよね。
まあそれでもお歳を探るのはどうもタブーらしいですがw

 

声優がらみの話と言えば、自分にもダメ絶対音感っぽいものを少しは備えているのか
好きな声優さんが入っているかが視聴ないし購入の一つの指針になるのは確か。
その逆にこの声優はちょっと…な方がいるのもまた確か。

自分もこんな風に声優を基準にはしていますけど、
あくまでそれは声優の名前によって記号化された声色での話。
あの声色のキャラが出てくるから食指が動く、といった感じですかね。
声優個人に対してどうこう、とまでは行ってないというか。

マルチメディアに露出して人気を博すというのは、声優個人を好きになる人がいるということ。
そこまで来ると声優さん自身がひとつのキャラクターになっていると思うわけです。
声優によって演じられる架空のキャラと声優そのもの現実のキャラが
同列に扱われるようになってきたのかなと感じます。

声優さんの個性が素であれ演技であれ一つのキャラとして確立しているように思います。
だからこそラジオパーソナリティとか声優自身の個性がものを言うものも成り立っているのだと。

そんな流れがここ最近特に加速しているといったところでしょうか。

 

それでも、やっぱり声優さんがフツーのテレビ番組に出演するとなると物議を醸しますよね。
単純にリアルのヒトからアニメ声が聞こえるということに慣れてない部分もあって
どうあっても色モノ扱いされてしまい、逆にこっちも恥ずかしくなると言うか…。

だからこそあくまでアイドル歌手として紹介して、実は声優なんですよ、なスタイルが
一番まともな紹介に思えてきます。そんなパターンが多くなってきているような気がします。

それから、関連してアニメやゲームの実写はやっぱりどうかと思います…。
単純に脚本の面で成功するものが少ないというのもあるでしょうが
やっぱり生身のヒトがアニメらしさを演じるには無理があるんですかね。

そのあたりを考えると、いくら声優がキャラ化できるようになってきたとはいえ、
その逆にキャラがヒト化できる、とまでは行っていないのかなと思います。

まあもしかしたらそんな流れも自然と生まれるようになるのかもしれませんがw
いつかは2次元と3次元が完全に同列に扱われる日が来るのかも?

過渡期?にいるアイドル声優さんがもっと活躍して一般受けすればあるいは…?

 

とまあ収集がつかなくなってきたのでこれくらいにしておきます。
そんなこんなで、朝の衝撃から声優について考えさせられる一日でした。

2010-07-01 (Thu) | COMMENT (0)

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