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埋もれないヒロインを目指して

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竹井10日著「10歳の保健体育」読了しました。

相変わらず竹井ワールドは強烈だなぁ…。
2回言う栗っ子やヤシの木を生やした子をもしのぐ完全な幼女。
10歳にしてワールドに翻弄されるはみさんも大変だw

内容としては一応は保健体育のお勉強になっていた…のかな?
何にせよものすごくクセはあるけれど、竹井さんに慣れていれば楽しめると思います。

久しぶりに触れたせいか、秋桜の空にとかまたやりたくなってきました。
ひまちゃきとかもありましたが個人的にはやっぱり秋桜。

そんなこんなでカナ坊やナノ子が出てきたところで、
今回は何となくヒロイン論について書いてみようと思います。

 

ヒロイン論? ~素因数分解されるヒロインたち~

竹井さんの世界ってとにかく強烈な個性を持ったヒロインが多いですよね。
そしてそれを存分に生かしてテキストにしているのでとにかくインパクトが強烈。
未だにカナ坊なんかは昔の作品のヒロインなのに鮮明に記憶していますよ。

たくさん似たゲームをやってきて、名前すら覚えているか怪しいヒロインもいる中で
相当昔の作品ながら登場人物をほぼ全てちゃんと覚えているというのは
覚えている自分でもびっくりです。これならヒロインも本望だろうなぁと。

 

萌え要素はデータベース化されて消費される、以前そんなことが書かれた本がありました。
確か「動物化するポストモダン」とかそんなタイトルだった気がします。

自分の好きな要素、たとえば「ツンデレ」とかのクエリによって
萌えDB?から抽出されたゲームなりアニメなりをひたすら追いかけて消費し続ける
確かそんな風に論じていたと思いますが、まああながち間違ってはいないかと。

極論だとは思いますが、シナリオとかその辺を抜きに考えれば
ツンデレ、ツインテ、幼なじみ…とかいろいろとパーツを組み合わせていけば
最近のヒロインもたいてい語れるような気がします。

そんな中で印象的なヒロインにするには
ほかの追随を許さないよっぽど特徴的な個性を持たせるか
ほかとはひと味違う組み合わせの妙を持たせるか
そのあたりのひねりが必要だと思います。

 

ここまで作品がありふれる中で
結局最後まで残るのはシナリオ等の漠然としたイメージよりは
ぱっと見てわかるヒロインの特徴だったりするわけです。

シナリオ以上にその辺を重視して、それを生かして文章にする竹井ワールドは
まあ作品全体としても印象に残るのもうなずけるのかなぁと思います。

今回も筋肉ムキムキの乙女ちゃんとか名前が名字みたいな巨乳小学生とか
とにかく強烈な個性のヒロインが多かったですよね、そしてそれをうまく文章にしてる。
だから印象に残ったり、読んだ人に竹井ワールドとか言わしめているのかなぁと。

 

まあだからといってキャラゲーばっかりになってもおもしろくないですが
シナリオゲーにおいてもぱっと見て愛着のわく個性的なヒロインがほしいね、とかそんな話。

特に最近よくある作品の発売までHPで情報を少しずつ明かしていく手法では
ヒロイン紹介がされた時に、それ単体ですごくインパクトがあると有利だよなぁとも思ったり。

 

そういえばパーツ化されるヒロインと言えば
以前何でも素因数分解しまくる芸人とかいましたよね?
名前すら覚えてないしあんまり流行りませんでしたが個人的には好きだったなぁw

あのネタをいろんなヒロインにやってみるとおもしろそう。
因数はそれこそ困らないだろうし。

実際やってみろって?
ごめん、考えたけどおもしろいネタ浮かばなかった…。

 

そんなこんなでまたも収集が着かなくなってきたのでここまで。
竹井さんを踏み台にいろいろ論じてしまった…すみません。

最後に。
そういえば、ポケロリどうなった…?w

2010-07-03 (Sat) | COMMENT (0)

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